リブレッドを見て、東芝の光が見えたように思う。いくぶん安っぽい点は否めないが、本当に価格が安いのだから、それでいい。そう割り切って作った部分もあるのだから、素直に拍手を贈ろうではないか。リブレット開発段階のときに取材をさせていただいたことがあるが、久しぶりに担当者の熱意が伝わってくるマシンだった。この種の思想がある機種をいくつか投入できれば、ダイナブックの人気はまた高まるに違いない。そもそもダイナブックは、98ノート(NEC)と並ぶ、ノートパソコンの老舗中の老舗なのだ。確かに日本で人気のあるAV機能に関しては、弱いことは否めない。質実剛健を目指すメーカーだから、いたしかたない部分である。だが、もう一歩特化しないことには、東芝ならではの特徴が見えてこないのだ。IBMともまた違うビジネスコンシューマ向けのノートの投人を待ちわびているのは僕だけではなかろう。リブレッドもさらに発展させ、東芝ノートの特徴的なモデルとして育ててほしい。